トウキョウ建築コレクションにて審査員賞受賞!
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建築系の2、3年生がチームで挑んだトウキョウ建築コレクションプロジェクト展にて、見事審査員賞を受賞しました!
当コンペは、全国の建築学系の研究室及び学生団体が取り組んだ研究やプロジェクトについてのコンペであり、今回は17点の応募があったようです。3月9日、代官山ヒルサイドフォーラムにて、ポスターセッション形式で公開審査が行われ、このうち5点が受賞作品として選定され、見事そのうちの1点として審査員賞「綿引賞」を受賞しました。
応募した内容は、2021年、2022年と2年間にわたって取り組んできた、産業技術学部の食堂改善プロジェクトの一連の成果を取りまとめたものです。『Cafeteria for the Deaf』と題して、聴覚障害者がマジョリティーの大学だからこそ、生まれたアイデア、”聴こえにくさを解消する”のではなく、”聴覚障害者特有の行動や感覚を活かす”デザインをコンセプトに進めたものです。
審査員の方からは、「インクルーシブの流れの中で重要な発見だと思っている。障害があるからこそできる設計というものがどんどん広まると、実は健常者にとってもの優しい設計になっていくんじゃないかな。そういうプロジェクトがこのコンペに出てきたということを評価したいし、何か少しでも住みやすくしていく大きなきっかけがここにあるんじゃないかなと思いました。」とのコメントをいただきました。
春休み期間、就職活動やインターンシップも開始した慌ただしい中でしたが、チームプレイで完成度高く仕上げることができていました。また、他大学は4年生や大学院生が中心であった中、大変よく健闘したと思います。本当におめでとうございました!