筑波技術大学
建築系コース
Tsukuba University of Technology
Department of Architecture Course

食堂を心地よい空間へ03

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今回は、食堂の手前ある入り口ホールを一工夫しました。

北側に位置していることもあり、日中も少し暗めな入り口ですが、屋外から食堂の存在に気付いてもらい、そして”入ってみたい!”と思わせるための重要なアプローチ空間でもあります。
建築系の2年生と3年生の学生が中心となり、”入りたくなる出入り口”を目指して提案をし、学内の承認を得られたものです。

まずは、ホールの壁に色をつけました。技大生には、手話という視覚言語によるコミュニケーションをとる学生が多いですが、その視認性を高めるために、肌の色と捕食関係にある色、かつリラックス効果のあるブルーグリーン系の色を選定しています。
次に、先行して実施した食堂内部のデザインと連続させるため、同じ集成材のパネルを貼り付けています。

シンプルな内容ではありますが、作業自体はとても大変でした。色を均一に塗ること、パネルを水平垂直に貼り付けること、3,4人で協力しながら進めました。