教員の梅本です。私は学生の頃から「和室」を一つのテーマとして研究を進めていますが、この度、一部執筆を担当いたしました『和室礼讃「ふるまい」の空間学』が、晶文社より出版されました。

この本は、日本建築学会の中に設置された「日本建築和室の世界遺産的価値研究会」メンバーによって執筆されているものです。和室とは何か、明確な定義はありません。この本では、和室での「ふるまい」に着目し、その空間的な特質を明らかにしようと試みているものです。
このうち私は「寝る」を担当しています。和室での「寝る」から皆さんはどんなことを連想しますか？皆さんの日常生活にも、和室での「ふるまい」は残っているでしょうか？
難しくはないけれど、奥の深い読み物になっていると思います。ぜひ一度、手に取ってみてください。

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