筑波技術大学
建築系コース
Tsukuba University of Technology
Department of Architecture Course

大手ゼネコンさんに天久保キャンパスのデフスペース・デザインを紹介

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7月末、竹中工務店でインクルーシブデザインを推進するワーキンググループの皆さんが、本学天久保キャンパスの聴覚障害者配慮のデザインについて見学し議論をするため、来学されました.

1990年に開学した本学は、2010年ごろにギャローデット大学がDeafSpace Design(デフスペース・デザイン)を発表する20年も前にデザインされたキャンパスです.
しかし、デフスペース・デザインの考え方やガイドラインで示された項目で説明できるようなデザインがそこかしこに見られます.
教員の山脇博紀と田中晃からは、そんなキャンパスデザインについて説明しました.
続いて、ここ数年、学生の居場所として学生主体で作っているOnOffラウンジに盛り込んだデフスペース・デザインについて、大学院生の木村結衣さんと学部4年生の川上慶悟さんが説明してくれました.

竹中工務店の皆さんはとても高い関心を持ってくれ、たくさんの質問に積極的に答える学生さんたちとの議論はとても活発で、なんと4時間に及びました!

聾者の文化的背景や聴覚障害者の行動特性などの深い理解に基づいたデザイン概念であるデフスペース・デザインは、まだまだよく分かっていないし、よく知られていませんが、日本を代表する建設会社さんとと議論し、お互いに理解を深めることできたとても有意義な時間でした.

デフスペース・デザインに関心を持ったら、ぜひ、本学に来て建築の学生たちと議論しませんか?